女性が好きな体型=黄金比
(細マッチョ・逆三角形の作り方)

ゴリマッチョではなく、清潔感のある逆三角形=細マッチョが支持されがち。
ここでは数値の目安と、最短で近づくトレ&食事のコツを整理します。

① 肩幅:ウエスト比

Shoulder-to-Waist Ratio (SWR)

1.6 〜 1.8 を目安

※逆三角形の印象を決める中核

② 胸囲:ウエスト比

Chest-to-Waist Ratio (CWR)

1.3 〜 1.4 を目安

胸板の厚み=Tシャツ映え

③ 体脂肪率

Body Fat %

12〜16% を狙う

清潔感&血管の出過ぎを防ぐ適正域

まずは測る:現状→目標のギャップを可視化

指標 測り方 目標値 改善の主因
肩幅/ウエスト 肩峰〜肩峰の外側/へそ上の一番細い位置 1.6〜1.8 三角筋・広背筋を増やす+腹部の皮下脂肪を落とす
胸囲/ウエスト 乳頭ラインの胸囲/ウエスト 1.3〜1.4 大胸筋上部・中部を厚く/腹部を絞る
体脂肪率 体組成計で同条件(朝起床後など) 12〜16% 食事管理+週3〜4の全身トレ

※ 数値は目安。骨格・身長により最適域は前後します。

最短で“映える”優先順位:胸 → 肩 → 背中

  • 胸(大胸筋):Tシャツの面積が大きく、厚みがダイレクトに出る
  • 肩(三角筋):逆三角形の肩の角を作る=SWRの体感が上がる
  • 背中(広背筋):横幅を作る。正面の見栄えにも効く

モテ黄金比メニュー(週3・45分)

DayA:胸+肩
  • ベンチプレス 8–12回×3
  • インクラインダンベルプレス 8–12回×3
  • ショルダープレス 8–12回×3
  • サイドレイズ 12–15回×2
DayB:背中
  • 懸垂 or ラットプル 8–12回×3
  • バーベル/ダンベルロウ 8–12回×3
  • フェイスプル 12–15回×2
DayC:脚・体幹
  • スクワット 8–12回×3
  • ルーマニアンDL 8–12回×3
  • プランク 30–45秒×3

強度:各セット「あと1〜2回いける」重量/休憩60〜90秒。

黄金比を作る食事のコツ(増やす所・絞る所)

  • たんぱく質:体重 × 1.2〜1.6 g/日(3〜4食に等分)
  • カロリー:体重が増え過ぎるなら 軽い微減(-10%目安)で脂肪を落とす
  • 炭水化物:トレ日中心に配分(トレ前後)でパフォーマンスと回復を両立
  • 脂質:質を重視(魚・ナッツ・オリーブ油)/揚げ物と菓子は頻度を下げる
チェックポイント
  1. ウエスト周りが1〜2週で緩む感覚があるか
  2. 胸・肩のパンプが出やすくなっているか
  3. 体重は急増・急減せず緩やかに推移しているか

NG例(黄金比が崩れるパターン)

  • 腕だけ高頻度で鍛えて上半身がアンバランス
  • 増量が雑でお腹だけ出る(SWR/CWRが悪化)
  • フォームが浅く、狙いの部位へ刺激が乗らない
  • 体脂肪10%未満を長期で狙って疲労・肌荒れ

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