失敗しないダンベルの選び方と使い方

自宅で完結。正しい重量選びとフォームで最短効率。

ダンベルのイメージ画像

まず結論

  • 1
    可変式なら片手20–24kg到達のモデルを選ぶ(成長で頭打ち回避)
  • 2
    最初は片手5–10kg(上半身)/脚は15–20kgから
  • 3
    各種目8–12回 × 3セット。フォーム破綻前に止める
  • 4
    トレ後30分以内は ホエイ、日中は ソイ、就寝前は カゼイン

種類と選び方

可変式ダンベル

  • 重量可変で成長に対応
  • 省スペース。コスパ良
  • 推奨:最大片手20–24kg、刻み2〜2.5kg

固定式ダンベル

  • 安定感と握り心地が良い
  • 本数が増えると場所と費用が嵩む
  • 初心者セットは片手2–10kgで十分

重量目安(8–12回できる重さ)

部位種目目安(男性)メモ
ダンベルベンチ片手8–16kg肩甲骨を寄せて下ろす位置は乳頭ライン
ワンハンドロー片手12–24kg腰反りすぎ注意。肘を腰に向けて引く
ショルダープレス片手6–14kg手首を立てる。顎は引く
ゴブレットスクワット12–24kg踵重心。太ももが床と平行まで
ルーマニアンDL片手10–20kg×2ハム狙い。背中は丸めない
アームカール片手6–12kg反動禁止。トップで止める
トライセップスエクステンション片手6–12kg肘を開かない

※個人差あり。フォームを崩さずに8–12回できる重量が正解。

基本メニュー(週2–3回)

全身×2日

  • ベンチプレス 8–12回×3
  • ワンハンドロー 8–12回×3
  • ショルダープレス 8–12回×3
  • ゴブレットスクワット 10–15回×3
  • アームカール 10–12回×2
  • トライセップス 10–12回×2

上半身/下半身 分割

  • 上半身:ベンチ/ロー/プレス/腕 各3セット
  • 下半身:スクワット/RDL/カーフ 各3–4セット
  • 休息:同部位48–72時間空ける

フォーム要点と安全チェック

  • 可動域をフルに使う(痛みが無い範囲)
  • 反動禁止。テンポは「下ろす2秒・上げる1秒」
  • 手首は一直線。親指を巻く(サムアラウンド)
  • 最後の2回が限界手前になる重量を選ぶ
  • 足元を確保。器具を床に投げない
  • ラバーマット/ヨガマットを敷く
  • 肩や腰に鋭い痛み→即中止
  • 記録:重量・回数をメモして漸進

Q&A

片手20–24kgまで上げられる可変式。胸・背・脚まで対応しやすい。

可変式1組+フラットベンチ(無ければ床)。ゴブレットで脚、ベンチ系は床プレスで代替可能。

トレ直後は ホエイ。日中の置換は ソイ。就寝前は カゼイン
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