初心者でも変わる!まずやるべき種目(BIG3)
ベンチプレス・スクワット・デッドリフトは、最短で「見た目・自信・健康」を伸ばす土台。
正しいフォームと適切な負荷管理だけで、8〜12週間で体の輪郭が変わります。
基本プロトコル
- 8〜12回 × 3セット
- 休憩 60〜90秒
- 強度:あと1〜2回いける(RPE 8前後)
頻度
- 週3回(A/B/C 回し)
- 各種目 週2回タッチ
- 合計45分/回 目安
進め方
- 同重量で回数が12-12-12できたら +2.5〜5kg
- 疲労時は回数で調整(オールアウトしない)
準備:ウォームアップの基本
- 全身を1〜2分だけ軽く温める(バイク/早歩き)
- 各種目の バーのみ→30〜40%→60%→80% と2〜4段階で段階的に上げる(各3〜5回)
- 可動域は「痛みゼロ・肩/股関節が詰まらない」を最優先
ベンチプレス(胸・肩・腕)
フォーム要点
- 目の真下にバー、肩甲骨を寄せて下げる(胸を軽く張る)
- グリップは肩幅の1.5倍目安、手首を寝かせない
- 足裏はべた付け、お尻/肩/頭はベンチに固定
- バーは乳頭や少し下に下ろし、斜め上へ押す軌道
NG/トラブル対策
- 肘が開きすぎ → 肩を痛めやすい(肘はやや内側)
- 腰反りすぎ/尻浮き → 体幹固定が先、ブリッジは無理しない
- 肩前側に違和感 → 手幅をやや広く/下ろす位置を微調整
補助種目:インクラインDBプレス、ケーブルフライ
スクワット(脚・お尻・体幹)
フォーム要点
- スタンスは肩幅やや広め、つま先は外へ15〜30°
- 胸を起こし、骨盤は軽く前傾を保つ
- 股関節→膝の順で曲げ、膝はつま先の向きと一致
- 太ももが床と平行〜やや下までを目安にしゃがむ
NG/トラブル対策
- 膝が内に入る(ニーイン)→ つま先方向へ膝を押し出す意識
- 腰が丸まる → 可動域を一段浅く/重量を下げてフォーム優先
- かかとが浮く → リフティングシューズ or かかとにプレート
代替:ゴブレットスクワット(DB/ケトルでOK)
デッドリフト(背面全体)
フォーム要点
- 足幅は骨盤幅、バーは土踏まずの上
- 股関節を折り、すねをバーに近づけて背中は一直線
- 胸を張りすぎないが丸めない、中立背骨をキープ
- 床から膝上まで一気に引き、体の近くを通す
NG/トラブル対策
- 背中が丸まる → 重量を下げて可動域短縮(ラック/ハーフ)
- バーが前に離れる → すね・ももに沿わせる意識
- 握力不足 → ストラップ活用は可(フォーム優先)
バリエ:ルーマニアンDL(臀・ハム狙い)
週3メニュー例(45分目安)
Day | メニュー | メモ |
---|---|---|
A | ベンチプレス 8–12×3/サイドレイズ 12–15×2/プランク 30–45秒×3 | 胸+肩(見た目の即効性) |
B | スクワット 8–12×3/ロウ 8–12×3/レッグレイズ 10–15×2 | 下半身+背中で基礎代謝↑ |
C | デッドリフト 6–10×3/ラットプル 8–12×3/フェイスプル 12–15×2 | 背面チェーンを総動員 |
※ “×”の表記は「回数×セット」。休憩は60〜90秒目安。
器具が少ない/自宅でもやるなら
- ベンチ → プッシュアップ(足高・負荷可変バンドで強度調整)
- スクワット → ゴブレットSQ/ブルガリアンスクワット
- デッドリフト → ルーマニアンDL(DB/ケトル)
まずはフォーム映像を自撮りしてチェック。狙いの部位に効いているかが最重要です。